アクションリサーチ

川喜田二郎東京工業大学名誉教授がネパール・ヒマラヤで行った民族地理学などの調査で実践した手法。その方法とは、「まず生活者としてその地域に生き、やり取り的観察をする」というもの。この手法をマーケティングに取り入れた調査方法もアクション・リサーチという。従来、マーケティング調査を行う側は第3者の立場でリサーチしていたが、アクション・リサーチの考え方では、リサーチャーが調査対象の中に積極的に入り込んでリサーチを行う。