コーポレートブランド

企業価値を高める原動力として、人、モノ、金、情報に続く第5の経営資源として注目されている。コーポレート・ブランドの概念はアメリカ・カリフォルニア大学名誉教授のデヴィッド・A・アーカーによって提唱されたもので、人々がその企業に抱くイメージを決定付ける無形の個性であり、他社と差別化するための存在感や信頼感を与えるとされる。一橋大学の伊藤邦雄教授は、ブランド価値の向上は、株主や顧客、従業員などのステークホルダーの利益を拡大するものとして、コーポレート・ブランドの経営モデルを提唱している。